
Broban.orgで紹介されているインターネットコンテンツには、実はダイアルアップ接続で楽しめるものも沢山あります。んでは、なぜブロードバンド入門の勧めなんて書いているのか?結論から言うと「結局その方が得だから!」であります。私がインターネットを始めたのは今から5年前、誰でも知ってるADSLのエの字さえも出てこない時代です。
当時、宅浪(自宅浪人)中だった私は親の目を盗んではインターネットワールドに没頭する毎日を送っていました。
1ヶ月半後、来るべき日が来ました。NTTからのすてきな贈り物。そうです、電話代の請求書です。一ヶ月の電話代…3万円を超えていました。静かにふるえる母の背中。私は、あの日感じた何とも形容しがたい凄みを生涯忘れることはないでしょう…
と、前置きが長くなりましたが、つまるところ、あなたがある日突然「インターネットにもう夢中!!」状態になったとしても、月額固定料金で接続できる安心は絶大なのものだと伝えたかったのです。その他のメリットは挙げればきりがないほどですが、街を歩けば、赤い紙袋を持ったお兄さんお姉さんが「ブロードバンドいかがっすかー」なんて言ってるこのご時世。どうも彼らは胡散臭くて信用できない。そんなあなたにBroban.orgが贈る「ブロードバンド入門のすすめ」でございます。
- ちなみに。。件の請求書騒ぎの後日、私の母は「頼むからこれに入りなさい。」と当時としてはまだマイナーだったケーブルテレビインターネット接続サービスのパンフレットを渡してくれました。ありがとう母さん!!私はあなたのお陰で今の仕事に就くことが出来ましたよ!
「ADSLを始めるには何が必要なの?」私もパソコン初心者の友人からよく受ける質問です。 まず、当たり前ですがパソコンが必要です。OSの種類は基本的にみなさんが使用しているWindowsやMacOSであれば問題有りません。 次に、接続するパソコンにLANケーブルの差し込み口があるか確認しましょう。100Base-TXや10Base-Tとカタログに載っていればそれがLANケーブルの差し込み口を指しています。 ここ数年に購入したパソコンであれば、まず間違いなくLANケーブルの差し込み口は用意されているので安心してください。ちなみに「100Base-TX、10Base-T」は最高通信速度の規格を示す物です。どちらでも問題はありません。
さぁ、ここで「俺のパソコンはバリバリWindows98だぜ!」というLANの差し込み口の無い方も居るはずです。 そんなあなたにもADSL導入の道が閉ざされた訳ではありません。ノートパソコンで有れば「LANカード」をデスクトップパソコンであれば「LANボード」を差し込んで解決することもできます。LANの差し込み口を増設することが出来ます。
でも、せっかくの機会ですから、パソコンの買い換えも検討してみてはどうでしょうか? 古いパソコンでもブロードバンドを体験することは出来ますが、コンテンツによってはパソコンのスペックを要求する物も沢山あります。「サクサク快適インターネット」には回線だけでなく、パソコンのスピードも要求されることを覚えていてください。今はパソコンの値段も驚くほど安くなってきましたから。
既にダイアルアップで接続している人は、自宅に電話回線のある人だと思いますが、一人暮らしをしている学生やフリーターの皆さんは家に電話回線を引いていない人も沢山いると思います。そんな皆さんにはここで一つ目の選択が必要になります。
「自宅に固定電話は必要ですか?」
あまり知られていませんが、ADSLを使用するには電話回線を使うものの、電話サービスに加入して無くても使えるのです。電話+ADSLサービスを使う場合を「電話共用回線(タイプ1)」、ADSLサービスのみ使う場合を「ADSL専用回線(タイプ2)」と呼ぶのですが、Yahoo!BBだけは「電話共用回線」のみで使用することが出来ます。
この違いは月額料金に差が出てきます。プロバイダーの解説ページにはとても小さく載っているので見過ごしがちなのですが、電話回線そのものはNTTの持ち物なので使用料金を毎月支払う事になります。これを「NTT回線使用料」と呼ぶのですが、「電話共用回線」の場合は、月168円です。(西日本エリアは173円) そして、「ADSL専用回線」の場合は月に1,829円(西日本エリアは1,950円)かかります。 「ええ!?」って思いませんか?ADSLの使用料金自体は「電話共用回線」でも「ADSL専用回線」でも一緒。でも「NTT回線使用料」を足して考えると、電話として使えない「ADSL専用回線」の方が月額費用が高いのです。
これには理由があります。ちょっと前に説明したとおり、電話回線はNTTの持ち物。つまりは「電話サービスを使わないお客さんに回線を安くつかわせられるわけないじゃろがー」というNTTの主張がこの価格差を生み出しているのです。(電話回線の行き着く先はNTTの施設ですし、メンテナンス費用もかかりますから当然といえば当然の事ですね)
ちなみに、NTTの電話サービスは月額基本料は月額1,750円。それぞれの回線使用料を足して計算すると数十円程度「ADSL専用線」の方が安くなるんですね。 ここでの私のおすすめとしては「ああ、この機会にうちにもFAXが欲しいなぁ。」なんて思っている方は電話を引いちゃっても良いかもしれません。今まで通り通話は携帯電話で、でも家にも電話があって受けることは出来るという生活をすればこちらの方が得した気分になりませんか?
必要な物について理解したら、次は実際に申し込みをするプロバイダ(インターネット接続サービスの提供会社)選びです。実は前に挙げた以外にも、モデムなどのADSLを使うときに必要な機器があるのですが、それらは各会社からレンタル出来るので特に紹介しませんでした。 もちろん電器店でも購入することが出来るのですが、くれぐれも購入は申し込むサービスを決めてからにしましょう。ADSL関連機器は通信速度の向上に伴って買い換えがついてまわるので、特別な機能を求めない限り、できるかぎりレンタルですませておいた方がお得なのです。焦りは禁物ですよ!
これが一番基本的なパターンでしょう。ADSLサービス会社からADSLモデムという接続機器をレンタルして、電話差し込み口→ADSLモデム→パソコンのLAN差し込み口と接続をして、ちょっと設定すればできあがりです。つなぎ方はここでは触れませんが、今は無料で訪問接続設定サービスを行っているプロバイダも多いので「配線を見ると気絶しそう…」というほどの極端な機械アレルギーの方でも心配ご無用です。
「ブロードバンドと電話?関係ないんじゃないの?」と思う方もTVCMの影響でだいぶ減ったのでしょうか?一部のADSLサービスでは月額料金の追加なしでIP電話が使えるコースの利用が可能です。 IP電話は日本国内どこにかけても固定料金で3分8円前後です。遠い場所に家族、恋人、友人が居る場合は最適ですね。しかも、同じサービスを使っている同士なら通話料金は一切無料です。
「仕事で疲れて帰ってくるんだから、パソコンデスクになんか座りたくないんだよなぁ…」という私と気の合いそうな方は無線LANもセットのプランを選ぶのがおすすめです。少し機器のレンタル費用が高くなりますので、予算によっては電器店で無線LAN機器を購入しても良いかもしれません。「家中に配線が張り巡らされるのはイヤだ!」という方や、「自分の部屋には電話の差し込み口がないぞ…」という方にもおすすめの選択です。
だんだんブロードバンド生活のイメージも沸いてきましか?ここでちょっとした夢の生活が想像出来ていれば、もう迷うことなくADSL導入に突き進んでください(笑)
みなさんにとってのベストなプロバイダをここで示すのはちょっと難しいので、最後の選択のために自分でいろいろと調べてください。と、ここで非情な締め方をしないのがBroban.orgの方針です。
実際の初期費用などはどうしてもかかってしまいますが、各プロバイダのサービス内容をひとつひとつ調べる手間を無料で省く方法はありますので、それを最後に紹介しておきましょう。
文末のリンクから飛べるサイトはADSLの導入相談や申し込み代行手続きを無料で実施している会社です。これを機に一度問い合わせをして自分にあったサービスを教えてもらうのも良いのではないでしょうか?
リンク: 株式会社コムズ (Tel:03-3980-0058)