2004年05月29日

阿部裕太選手他-カナダ戦記者会見

 アテネ五輪世界最終予選(OQT)第5戦、日本はカナダに敗れ4連敗。この時点で、全日本男子のアテネオリンピック出場権獲得の可能性は消滅しました。ここでは試合後の記者会見の模様をお届けします。

出席者:田中幹保監督、杉山マルコス選手、細川延由選手、山本隆弘選手、阿部裕太選手

Q.今日の試合の感想は? 細川: 負けたことも、出場権を逃したことも、どちらもすごく悔しいです。ほかに言葉がないという感じです。 阿部: 今日は技術をどうこうしようというより、ムードを変えようと思いました。カナダとは実力差はないと思うので、出だしで離され、負けが込んで苦しくなってきている今のチームのムードをどうにか変えようと、その気持ちだけでやりました。出場権を逃したことは、悔しいという思いしかありません。 田中: 今日の試合は、力負けとしか言いようがありません。カナダとはワールドカップで戦って、高さと馬力で勝負する作戦できました。しかし、正直その分スピードはなくなってきてしまうので、高さと馬力だけで勝負するのはやはりしんどかったです。3年間このOQTを目指して強化してきましたが、最終的にこういう形に終わってしまい、ファンの皆さんに申し訳ないという思いでいっぱいです。 杉山: オリンピックは遠かったです。でも、最後まで本当にがんばります。 山本: オリンピックに出られなくなったことは、本当に悔しいです。自分の出来は、後半のようなプレーを前半からやっていれば、展開は変わっていたんじゃないかと思います。あと2試合あるので、みんなで今までやってきたことをしっかり出せるように、もう一度チームひとつになってがんばります。 Q.後半のプレーはどういう点が良かった? 山本: 前半は自分のスパイクを信じて、高いところから打とうと力んでいました。いったんコートの外に出て考え直して、もう少しリラックスしてブロックをしっかり見て打てばいいと考えたのが良かったと思います。 Q.途中で甲斐を下げた理由は? 田中: あの時点で甲斐の決定力自体はそれほど悪くありませんでしたが、早めに細川の速さでどうにかしたいと思い、交代しました。スタメンの6人の起用が間違っていたのかもしれないという思いもあります。(杉山)マルコス、甲斐はアジアのチームに勝つことを目標としたときのポイントです。最初から細川や越谷の速い攻撃で、相手ブロックを撹乱すべきだったかもしれません。 Q.去就については? 田中: 当初から、オリンピックまでと思ってやってきましたので、今回、出場権が取れなかったことで、気持ちは決まっています。ただ、最終決定をするのは理事会ですので、その決定を待ちます。 Q.残り2戦、何をよりどころとして戦う? 山本: 本当に皆さんに失望感を与えてしまっているのは申し訳なく思っています。力不足です。まだチームの本当の力を出せていないので、それを出せるよう、選手もスタッフも一丸となって戦います。最後までよろしくお願いします。 細川: 毎日、ただ試合に勝ちたいという思いで戦ってきました。明日からも、目の前の試合に勝ちたいという思いで、このチームを信頼して、今までやってきたことをもう一度思い出し、力を出せるようにがんばっていきます。 田中: ファンの方には申し訳ないという思いでいっぱいです。私の能力がないばかりに、選手たちにもつらい思いをさせてしまっています。残り2試合、開き直って全力で、今までやってきたことを少しでも見せられるようにがんばります。 杉山: 最後まで、自信で戦います。 阿部: 今までの試合、みんなも自分も一生懸命やってきましたが、結果が出なくて申し訳なく思っています。しかしあと2試合、やらなければいけません。チームのためにも、自分のためにも、応援してくれている人たちのためにも、周りにその気持ちが伝わるようなプレーをしていきたいです。

(以上JVA-funclubサイトよりhttp://www.jva-fanclub.info/)


確かにストレートだったし、五輪出場を逃してはしまいました。
でもわたしは全ての試合を会場で生観戦して、ここ二試合ではなかなか感じることができなかった「本当に観戦をしにきて良かった」という気持ちを素直に、心から感じることができました。

言いたくはないけれど、ここ数日はとても雰囲気が悪かったと思います。
単純なミスがくり返されたり、競り負けることが続いたり、気落ちして声がでない状態が続いたりして、選手の「がんばろう」という気持ちが空回りをしているように思えてならなかったです。
負けた瞬間は呆然と立ち尽くしましたし、溢れる涙を押さえることはできませんでした。
負けたことが悔しい。
でもそれ以上に、がんばりたいという選手の気持ちが、意図したところとは全く別のところに繋がっていってしまっているのを、ただ観ているしかできない無力さが辛くてたまらないというのも正直あったと思います。
わたしはバレーが好きで、だから批判も失望もしたくないはずなのに、口をひらけば采配への不満や愚痴、選手の信頼感系への不安話ばかり出てきてしまって、それが悲しくもありました。

今日の試合は、立ち上がり「もしかしてまた同じなんだろうか」と不安になりましたが、阿部ちゃん、加藤さんの投入により、かなり雰囲気が変わりました。
一時は外れた山本くん、宇佐美くんもコートに戻り、大会当初の様なわくわくするプレイを魅せてくれました。
わたしがみたかったのは、こういうチームの雰囲気だったんだなと改めて思いました。

試合内容はストレート。
決して良い内容ではなかったと思います。
しかし、未来につながる試合をみることができた。
わたしはそう感じました。
甘いと言われるかもしれません。
でも、これはわたしの正直な気持ちです。

ニュースサイトの写真では、がっくりと肩を落とす全日本と表現されていましたが、わたしはここ数回の試合にはなかった、試合後選手たちが試合について話し合う姿を観ていました。
前にも書いたかもしれませんが、五輪出場が消えてしまったとしても、負けていい試合など1つもないはずです。
最後まで闘って、強くなって欲しい。
今日の悪いところは明日のプレイに活かして欲しい。
そうやって強くなっていって欲しい。
ファンの最後の願いではないでしょうか。

最終戦まですべて、わたしは会場にいきます。
この目にすべてを焼きつけてこようと思います。

2004年05月27日

全日本-写真-オーストラリア戦

オーストラリア戦Photo報告です

スパイク練習の順番を待つ、甲斐くんと山本くん


マルコスがちょっとおもしろかったのでつい…


加藤さんの練習中のスパイク


みんなで円陣
この瞬間が私はかなり好きです。


試合開始待ち

宇佐美大輔選手他-イラン戦記者会見

アテネ五輪世界最終予選(OQT)第4戦、イランに敗れ3連敗となった全日本。3試合連続でのフルセット負けに、選手たちはショックを隠しきれない様子。試合後の記者会見では言葉を失っていました。


出席者:
 田中幹保監督、杉山マルコス選手、山本隆弘選手、宇佐美大輔選手、甲斐祐之選手

Q.今日の試合の感想は? 田中: 毎日5セットまでいきながら勝てない試合が続き、フラストレーションがかなりたまっています。(山本)隆弘の調子が悪かったのですが、宇佐美がごまかしながら何とか使ってくれたので、交代のチャンスを逸しました。次のゲームにつなげるためにも今日は隆弘を出しておきたかったのですが、5セット目で3点リードされたところで加藤を投入しました。しかしかえってコンビをバタバタさせてしまい、残念な結果に終わりました。 山本: 昨日に引き続き調子が悪かったので、今日も僕の責任で負けたと思います。 杉山: 本当に、悲しいです。 宇佐美: 今は何も考えられない状態です。コンビミスというのは僕の責任ですし、大事な場面でトスミスがあったのは非常に悔しいです。 甲斐: 負けてしまったので、何も言えません。本当に悔しいです。

Q.加藤の回復状況は?
田中:
トレーナーからは、いけると言われています。ただ、スパイクや普段の動きを見ると、私にはまだちょっと重いように見えます。

Q.3戦連続のフルセット負けだが、チームに足りないものは?
田中:
このチームは非常に潜在能力のあるチームだと思います。ワールドカップより能力は抜群に上がると思っていました。(杉山)マルコスや甲斐が入り、その中で練習は行ってきましたが、ゲームの経験が少ないというのが、最後のところで微妙なズレが出てしまう原因かもしれません。

Q.イランの強さは予想していた?
田中:
去年のアジア選手権で負けているので、強さは理解していました。ジュニアから一緒にやってきている選手も多いと聞いています。チームがまとまり、円熟期に達しているというかんじではないでしょうか。

Q.調子が悪い原因は?
山本:
精神的なものが原因ではないことはわかっていますが、なぜこうなっているのか僕自身もわからなくて、迷っている状態です。

Q.明日の休息日をはさみ、残り3戦をどういう気持ちで戦う?
田中:
酷な質問で、答えるのがつらいです。あと1点での負けが重なり、それでも選手たちは次の日には気持ちを入れ直して戦ってきてくれました。私がかけられるのは月並みな言葉ばかりでしたが、この3敗によって、どう声をかけていいのか言葉が見当たりません。ただ、毎日ファンの方がたくさん会場で応援してくれ、テレビでも力を入れて応援してもらっています。選手たちもそれは十分理解していますから、ファンのためにがんばってやってくれるでしょう。

(以上JVA-funclubサイトよりhttp://www.jva-fanclub.info/)

非常に悔しい結果だと思います。
会場で観戦していたのですが、試合終了後、呆然としてしまいました。
何が何だかわからなかったです。

田中ジャパン結成当時から言われていた、「センター中心」「サーブ強化」
そのどちらも成し遂げることなく、この3年を今大会で終えてしまうのだとしたら、
それはあまりにも後味が悪いと思います。
あと1点で勝てない試合が続き、エースがブロックにつかまる。
チームとしてのまとまりが、消えかけているようで私は怖いです。
明らかに選手がいらいらしている場面があるし、プレイに悪影響を及ぼしているように思えてならないからです。
ミスをした時に「ドンマイ」と声をあげることができる。
仲間のミスを全員で取り返していく気持ち。それだけは取り戻して欲しい。
この大会を意味あるものにして欲しいと思います。

例えアテネへの可能性が0になってしまったとしても、負けていい試合などひとつもあるはずがありません。
「自分たちの力で上位チームの状況をひっくり返してやる」くらいの気持ちで、残り3戦に挑んで欲しいと思います。

2004年05月26日

加藤陽一選手他-オーストラリア戦記者会見

アテネ五輪世界最終予選(OQT)第3戦、またしてもフルセットの大熱戦の末にオーストラリアに敗れた全日本。うつむきがちにコメントを絞り出す選手たちの表情からは、その悔しさがにじみ出ていました。ここでは試合後に行われた記者会見の内容をお届けします。

出席者:田中幹保監督、杉山マルコス選手、加藤陽一選手、山本隆弘選手

Q.今日の試合の感想は? 山本: 今日は、僕のポジションの役割がしっかりできていれば、セットを取られずに勝てた試合だと思います。 杉山: コメントするのが本当に難しいです。ホテルに帰って、考えます。 加藤: 僕的には今日コートに初めて立って、自分自身の思いを出せたと思います。チームとしてはサーブミスが多く、相手の高いブロックやスパイクをレシーブできなくて、最終的には勝ちをあげてしまったかんじです。しかし(山本)隆弘は成長しましたし、まだまだゲームは続くので、期待はしています。いい試合をしたいです。 田中: 前半はサーブミスが多かったですが何とか1セット目を取り、2セット目の出足で山村のクイックを止められ、そこから宇佐美はセンター線を使いづらくなったのではないでしょうか。試合前から、センターがどれだけ決められるかがポイントだと話していましたので、やはりその点で向こうにリズムが行ってしまいました。隆弘も、本人は不本意な出来だったと思います。途中からかなり上向きにはなりましたが、最後の1点のミスが出て、あそこを決められたらさらに信頼できるエースになるんでしょうが。しかしここで勝てなかったのは、おととい同様、私のミスでもあります。 Q.疲労がたまっているのか? 山本: 多少は疲れは残っていましたが、言い訳はしたくありません。あとは、気持ちの面で向こうに負けていたんじゃないでしょうか。 Q.相手の高いブロックには対策を練っていた? 山本: スパイクに関しては最初からうまくいかず、決められないことで(宇佐美)大輔を悩ませ、リズムを崩してしまったと思います。もっと決められていたら、大輔もリズムよくトスを上げられたと思うんですが、結局最後まで修正できなかったというのが現状です。 Q.メンバーチェンジを多用したが、セッターを代えた理由は? 田中: クイックが使えなくなり、相手に攻撃を読まれだしたので、宇佐美を引っ込めて、リズムを思い出させたかったという意図です。 Q.サーブの効果が少なかったのでは? 田中: 相手の14番(クリステンセン)がレシーブが弱かったので、狙うよう指示はしていました。しかし特に1セット目はミスが多く、向こうがサーブレシーブしたのが8回しかなかったという状態です。サーブはうちの武器ですが、確実に入れなければいけない選手がミスをしてしまっていました。隆弘と宇佐美は、多少ミスっても自分のサーブを打つように言っています。チームとしてもその方針は変えません。

(以上JVA-funclubサイトよりhttp://www.jva-fanclub.info/)

本当に辛いです。
試合後のストレッチすらできず、ベンチに座りこむ山本くん。
その後、トレーナーによってストレッチはされてましたが、顔にタオルをかけたまま。
ストレッチが終わっても、座り直したベンチから立ち上がることができず、ずっと泣いていました。
すぽるとではなきながらコメントしてましたね。。

本当に悔しいし辛いです。
わたしも家まで我慢したものの、家で小一時間泣いてしまいました。


まだ完全に可能性がなくなったわけじゃなりません。
自信を失わないでがんばって欲しい。
それがわたしの願いです。

2004年05月25日

全日本-写真-アルジェリア戦

アルジェリア戦Photo報告です


大活躍だった甲斐選手のインタビュー


イチバン緊張してました。と言ってました。
確かに入場の時の甲斐くんはめちゃ緊張顔でした。


みんなでストレッチ中。
お疲れ様です。


慣れた様子でインタビューに答える山本くん。
深々とお辞儀をする姿が印象的でした。


おまけ:NewS席(笑)だったので、すぐそばに女子選手がいました。
ユウとスギが隣にたった時には、正直緊張でばくばくしてしまいましたよ。

2004年05月24日

山本隆弘選手他-中国戦記者会見

 アテネ五輪世界最終予選(OQT)第2戦、大接戦の末に惜しくも中国に敗戦、悔しい黒星をつけられた全日本。ここでは試合後に行われた記者会見の内容をお届けします。


出席者:
 田中幹保監督、杉山マルコス選手、甲斐祐之選手、山本隆弘選手、宇佐美大輔選手

出席者:  田中幹保監督、杉山マルコス選手、甲斐祐之選手、山本隆弘選手、宇佐美大輔選手

Q.今日の試合の感想は?
田中:
今日は本当に大切な試合だったわけですが、こういう結果になってしまいました。最後にああいう競ったところで負けるのは、私の采配を含め正確な指示ができなかったからだと思います。選手たちは全力でやってくれたと思いますが、私の力が及ばず、選手たちに申し訳ないです。
杉山:
言い訳をするつもりはありません。今日はスピリットが自分になかったと思います。なぜかというのは、これからホテルに帰ってじっくり考えたいと思います。今日敗戦した中でも、良かったことはチーム一丸となれたことです。
甲斐:
率直に言って、今日の負けを次の試合につなげたいと思います。
山本:
今日は、最後に決め切れなかったのですごく悔しいです。終盤、相手ブロックがクロスをしめてくると思ったんですが、ストレートをしめてきました。・・・悔しいです。
宇佐美:
本当に、悔しいの一言です。以上です。

Q.相手センターの攻撃を止められなかったが、どう指示していた?
田中:
正直、斎藤についてはブロックよりもスパイクに期待しているので、そのつど指示は出していますがあまりブロック面ではストレスをかけたくないと思っています。昨日も話したように、中国のサーブレシーブがしっかりセッターに返った時は、ブロックで止めるのは難しいです。うちのブロック以上に、向こうのクイックの能力が高かったと思います。

Q.中国のサーブレシーブが良かったのか?
田中:
前半は確かに向こうのサーブレシーブは良かったと思います。特に瀋リョウ、張翔はサーブレシーブの能力が以前より格段に上がっていると感じました。しかし後半はこちらのサーブで、ポイントするまではいかなくても二段に崩すことはできていました。5セット目は確かに少しサーブミスが多かったですが、こればかりはうちの武器ですから、攻めろという指示を出していました。

Q.3セット目で杉山を下げた理由は?
田中:
体のキレが極端に落ちていたというのが一番の要因です。

Q.5セット目のトスさばきについて。
宇佐美:
もっとトスを散らせばよかったのかもしれませんが、(山本)隆弘の調子は悪くなかったし、高めで勝負しざるを得なかったというか、どうしても頼ってしまったかなという感じです。

(以上JVA-funclubサイトよりhttp://www.jva-fanclub.info/)

…というわけで、黒星がついてしまいました。

試合会場で観戦していた感想としては、とにかく中国のセンター線が強い。
クイックだけでなく、日本のレシーブミスやトスミスに対してのダイレクト攻撃も穴がなかったです。
会見には出ていませんが、私個人の考えでは、越谷選手がすごくよかったように思います。
途中から交代というのはなかなか流れに乗りづらいと思うのですが、きっちり宇佐美選手に返るレシーブは頼りがいすら感じました。
逆に津曲選手の足が動いてないように感じて、心配です。
ワールドカップでも股関節を痛めてましたし・・。

とにもかくにも残り全勝!
まだアテネへの道が閉ざされたわけではないですから、最後まで全力で駆け抜けて欲しいです。
次はオーストラリア!

2004年05月22日

甲斐祐之選手他-アルジェリア戦記者会見

アテネ五輪世界最終予選(OQT)第1戦、アルジェリアストレートで快勝し、初戦を白星で飾った全日本。ここでは試合後に行われた記者会見の内容をお届けします。

出席者:
 田中幹保監督、杉山マルコス選手、山本隆弘選手、宇佐美大輔選手、甲斐祐之選手

Q.今日の試合の感想は? 田中: 出足こそ宇佐美のトスミスがありましたが、全体を通しては、予想していた以上にみんながのびのびとやってくれたと思います。 甲斐: はじめは緊張したので、これから直していきたいです。あと、スパイクミスも1、2本あったので、そういうのをしっかり打っていけるようにしたいです。ブロックはよく止まったと思います。 宇佐美: もう少しサイドのトスを正確に上げられたらと思います。今日センター線を積極的に使えたのは、今後の試合に生きると思います。 山本: まずは勝ててよかったです。個人的には、決めなきゃいけないところで決められたと思います。課題としては、点差が離れているところでミスが出てしまいました。これから相手も強くなっていくので、修正していきます。

杉山:
1万人の大観衆の中でプレーするのは初めてだったので、夢のようでした。そのため、気持ちをコントロールするのが少し難しかったです。しかし、私たちはとてもよくプレーしたと思います。OQTに対してのスピリッツをみんながしっかりと持っていました。チーム一丸となってプレーしていけば、絶対にアテネに行けると思います。

Q.杉山のプレーをどう評価する?
田中:
練習中からチームになじんで、のびのびとプレーしていたので、予想どおりの活躍をしてくれたと思います。大会直前の練習では宇佐美とのコンビが合わず、少し心配していましたが、それ以外ではコミュニケーションをとりながらしっかりプレーしていました。
杉山:
宇佐美とのコンビは、練習では難しかったですが、試合ではうまくいきました。

Q.ワールドカップの反省をもとに改善したことの成果はどう表れた?
田中:
ワールドカップでは特にセンター戦があまり機能しなかったことが大きな反省でした。それは宇佐美の責任でもあり、本人とも話し合って十分理解しているはずです。今回、センター線を大きく変えたことで宇佐美のトス回しが楽になっていますし、チームとしても機能しています。
サイドについては、これからの試合ではサーブの強いチームが多くなってくるので、マルコスと甲斐が入っているとレシーブの安定感が違ってきます。守りをすごく安心してみていられます。

Q.加藤の故障はチーム状況に影響している?
田中:
正直、ケガ人が出ればチーム全体に嫌なムードも出てきます。しかしミーティングでは、「今日は加藤は出られないだろうが、加藤の思いも胸に秘め、しっかりプレーしてくれ」と話しました。チームとしては、1日も早い回復を待っています。

Q.明日の中国戦に向けて。
山本:
まだ今日の中国-韓国戦は見ていませんが、勢いがあると思うので、勢い負けせずスタートしたいと思います。勝てば中国と韓国が1敗になりますので、アジアでも優位に戦えます。絶対に勝ちたいです。
杉山:
これから難しい試合になっていくことはわかっていますので、今日よりもっと改善すべきところもあります。明日に限らず、全ての試合が決勝戦だという気持ちでコートに立ちます。
宇佐美:
今日みたいなバレーが明日もできれば、勝ちにつながると思います。今日の出足は硬かった人もいましたが、明日はのびのびやってくれると思うので、さらにいいバレーができるはずです。明日から本当に気が抜けないと思うので、チーム一丸となってがんばります。
田中:
今日は中国が久しぶりに完璧なプレーをしていました。明日も今日のような出来だったら厳しいゲームになってくると思いますが、選手たちを信じています。今までやってきたことを発揮できれば、必ず目標は成し遂げられると思っています。

(以上JVA-funclubサイトよりhttp://www.jva-fanclub.info/)

所詮を白星で飾った全日本。
格下の相手とはいえ、ストレートで勝てたことはスバラシイスタートになったと思います。
がんばれ全日本!

2004年05月18日

山本隆弘選手プロフィール

「世界が認めたニッポンの大砲」山本隆弘選手。

全日本男子で背番号14番をつけ、03W杯で活躍したスーパーエースです。
所属チーム、松下電器パナソニックパンサーズでの背番号は5番。
身長200センチのサウスポーという類稀な素質を生かし、
高い打点から肘を曲げないフォームで打ち込むスパイクが武器です。

生年月日は53年(1978年)7月12日生まれ。
血液型はB型。鳥取県の出身です。

サッカーや陸上など他のスポーツもそつなくこなせたという彼は、
たくさんのポテンシャルの中で、本当の力をつかみきれずにきたのかもしれません。
天性の素質を「神様からのギフト」と呼ぶのだとしたら、
山本選手はこれまでそれをずっと生かせずにきたのではないかと思います。
ひどくバッシングを受けたこともありました。
愚痴をはいたこともありました。
でも今の彼は、決して弱音は吐かず「SAである自分の責任です」と言えるほど、
強く逞しい選手に成長してきました。
彼が積み重ねてきたつらい経験が、今の彼を大きく支えているのかな?
そんな風に私は思います。
今回の最終予選でも、見ているこっちまで力がわいてくるスパイクを
がんがん打ち込んでくれると信じています。
みなさんもテレビの中にうつる彼を、応援したくなること間違いなしですよ!

投稿者 みなこ : 20:23 | コメント (149) | トラックバック

2004年05月09日

山本隆弘選手他-最終予選メンバー決定会見

国立スポーツ科学センターにて

田中幹保監督
「これまで17人で合宿を行ってきて、昨日、断腸の思いで12名に絞りました。このメンバーで力を合わせてOQTを戦う強い決心を持っています。3年間の集大成だという思いで、私たち自身のためにもバレー界の念願のためにも、是が非でも出場権をとりたいと思います」
宇佐美大輔選手
「12人から外れたメンバーのためにもOQTを必死に戦い、切符をとりたいです」
甲斐祐之選手
「12人に残れたことを光栄に思います。外れた人の分まで、代表として精一杯がんばります」
小林敦選手
「OQTに向けキャプテンを務めることになりました。これまで加藤が作り上げたチームの風土を継承し、僕自身の色も加えてOQTでいい成績を残したいです」
山本隆弘選手
「今ここに残っている12名で、必ずアテネの切符をとりたいと思います」
杉山マルコス選手
「この12名でOQTを本当にがんばります。よろしくお願いします」
加藤陽一選手
「シドニー五輪の最終予選からここまで、短い4年間でした。その思いをもって、切符をとって必ずアテネに行きたいです」
津曲勝利選手
「もう次はないんだというくらいの気持ちで戦います。応援よろしくお願いします」
細川延由選手
「他の競技団体が次々とアテネ行きを決めているニュースを見て、うらやましく思ってきました。早くその仲間入りができるよう、がんばります」
阿部裕太選手
「12人の中に残れたことで、落ちた人の分もここの12人でしっかりがんばりたいと思っています」
斎藤信治選手
「前回のOQTの悔しさを晴らせるよう、がんばります」

Q. キャプテンが加藤選手から小林選手に代わった経緯は?

田中監督
「12人が決まった時点で、加藤本人から『できたら小林さんに』という強い要望がありました。加藤は途中参加という形になり、合宿の中では小林を中心によくまとまっていました。チームらしいチームに作り上げた、彼の手腕を買いました」

Q. 今の全日本チームの強みは?

小林主将
「12名に絞られるまでの間、切磋琢磨しライバル意識を燃やす中でどんどん技術も伸び、精神面も高まりました。日米対抗試合に向けては、ライバル意識だけでなくチーム一丸となってまとまることができました。ある時はライバル、ある時は仲間として、オンオフを切り替えることでチームが成長できたと思います。こうして残った精鋭12名で練習を重ねOQTを迎えれば、いい成績を残せると確信しています」
JVA-funclubサイト http://www.jva-fanclub.info/より)